第35回プログラム

名  称 :
第35回 第一線監督者の集い:名古屋
会  期 :
2017年1月25日(水)・26日(木)
会  場 :
愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 大ホール(名古屋駅前) >>交通案内

 

●最優秀事例賞(大野耐一・杉山友男賞)、企画委員会特別賞 決定!

2017年1月25日(水)9:30~17:00

(敬称略)

9:30

河 合 満

基調講演
第一線監督者の役割
~モノづくりは人づくり~
トヨタ自動車株式会社
専務役員 工場統括 河合 満

10:50
1
先人たちの教えを次の世代に!
~弱体チームの現場力復活までの軌跡~
トヨタ自動車株式会社
プラント・環境生技部 工長 楠根 秀生

私達は工場へ安価なエネルギーを安定供給する職場です。急激に変化する職場環境に対応するためには『人材育成』が急務。時代の変化と共に若手の育成の仕方も変化しているが、自分を育ててくれた先人たちの言葉や面倒見は今でも私の中に生きている。その思いを次に繋ぎ、現場力復活を果たしたチームの事例を紹介します。

2
I ♥(LOVE) QCC
笑顔あふれるQCサークルのために
愛知製鋼株式会社
知多工場 工務室 担当員 川端 一嘉

約600人が働く工場の、製造54サークルと事務販売間接部門2サークルを擁す工場事務局としての活動発表です。全社TQM事務局を頂点とする会社のQCサークル組織の歯車のひとつとして、工場事務局とは何をすべきかと自分に問いかけながらサークルリーダーと話合い、教え教えられ工場の監督者のひとりとして皆と一緒にレベルアップしてきた活動をご報告します。

3
『ものづくり』素人集団からプロ集団への変革~
めざせ!! 世界No1のエンジン工場~
ダイハツ工業株式会社
滋賀(竜王)工場 第1製造部 第2機械課 主任 横田 幸男

海外生産拠点の新規立上げにあたって、「新しい場所、新しい会社、新しい人で新しい文化を造り、世界No1のコンパクトエンジンを造る!!」をスローガンに推進してきた。裏を返せば「会社基盤の無い更地」で「ローカル素人集団」での立上げである。日々悩みながらもメンバーとの対話を基に現地に根差した人材育成を進めてきた活動を紹介します。


12:10
4goldmeda 最優秀事例賞(大野耐一・杉山友男賞) 受賞
信頼から生まれる“やりがいのある職場”
~ブレない信念で取り組んだ職場づくり~
白河オリンパス株式会社
製造部 製造1グループ 実装チーム チームリーダー 
薄井 雅則

従業員の『能力を最大限に発揮させる』をスローガンに職場管理を行ったが、想いだけでは人は動かず、職場も進化しない。第一線監督者として仕事に“やりがい”を持たせ、“働きたい”と思える職場にする為、一人ひとりの行動を見て、心の声を聞き、ブレ無い信念により会社経営層にまで改革を要請した熱い軌跡を紹介します。

13:35
5hanamaru 企画委員会特別賞 受賞
女性が輝く職場を目指して
トヨタ紡織株式会社
大口工場 大口製造部 木曽川製造室 工長 米津 久明

職場異動をきっかけに、女性が7割も占める職場を任される事になった。男性職場で育った自分との温度差、女性職場の運営の難しさに戸惑いながらも女性の感性を尊重したり、女性障害者に配慮した工程改善を実施。座談会を開催し相互理解し合える職場づくりに奮闘。女性が変化し職場が活性化していった事例を紹介します。

14:15
6
~個の集まりから機能する集団へ~
三菱電機株式会社
サーボモータ製造部 サーボモータ工作課 班長 矢部 大光

班員76人の大所帯で班員の仕事に対する意識がバラバラ。毎月の目標生産未達、そして繰り返される品質不具合。どうすれば『個』→『集団』に纏めていくのかを日々悩む中、班員との信頼関係の浅さに気付く。『個』ではなく『機能する集団』に向かう為、班長と班員との信頼関係・意識改革を紹介する。

14:25
7
俺がやる!
『海外赴任の経験を活かした』
~グローバル品質管理人財の育成~
サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社
事業工場 製造部 品質管理課 1係 係長 矢嶋 孝彦

私たちは、グローバルの品質力向上をテーマに活動しています。昨今、グローバルで環境が劇的に変化している中、品質管理人財の不足が懸念されています。そこで、私はマザー工場を牽引する監督者として、「海外赴任の経験を活かした」指導を基に、品質管理の真髄が実践できる若手技術者の育成に挑戦した事例を紹介します。

8goldmeda 最優秀事例賞(大野耐一・杉山友男賞) 受賞
女性による女性のための職場改善奮闘記
~私が職場の大野耐一になる!~
株式会社ヤマハビジネスサポート
人事業務部給与グループ 主任 杉田 久美子

女性ばかりの事務職場で改善担当を言い渡された女性リーダー。しかしそこには改善の「か」の字も無く1人途方に暮れる中、大野耐一氏を知りました。「これだ!私がこの職場の大野耐一になるしかない!」改善素人が一念発起し、仲間を巻き込みながら現場を変えていく奮闘記を紹介します。


15:25
9
温水洗浄暖房便座(シャワートイレ)
品質・生産性向上活動
~会話(コミュニケーション)による職場力向上~
アイシン精機株式会社
安城工場製造G 住空間機器課 シャワートイレ成形係 工長 水越 彰

入社時、自分の悩みを会話(コミュニケーション)により解決してくれた先輩のようになりたいという夢を抱き、人材育成を図りながら品質・生産性向上に向け取り組んだ事例です。活動の中で監督者・技能員の弱点を解析し、監督者の改善・解析力・設備知識向上と技能員の作業スキル・製品知識向上を図りました。

2017年1月26日(木)9:30~17:00

(敬称略)

9:35
1hanamaru 企画委員会特別賞 受賞
組付け歪みが引き起こす
慢性不良を止めてみせる!
~事実にこだわり続けて掴んだ新たな真実~
ダイキン工業株式会社
滋賀製作所 空調生産本部 滋賀製造部 製造第一課 チーフ 増田 修

圧縮機内部各部品の組付け精度はミクロン単位で要求され、その出来栄えは性能に大きく影響するが故に管理値が厳しく完成間近で発生する手直し不良に頭を悩ませていた。この現状を打破すべく自ら先頭に立ち事実に拘った結果、ボルト締結時による部品の歪みに対して新たな真実の発見、解決へと導いた活動の奮闘を紹介します。

2
メンバーと進めた職場力向上活動
―QCサークル活性化で変化に強い職場づくり―
株式会社デンソー
冷暖房製造2部 生産3課 ハブ2係 係長 五十嵐 晴樹

製品構成の変化に伴い、減産ロスの増加など職場に様々な逆風が起こり得る状況の中、この変化を乗越えられる強い職場の構築が私の使命と捉えた。メンバーを巻込むサークル活動の活性化をキーとし、改善力のレベルアップを課題に過去の反省、分析から「場づくり」の仕掛けでメンバーの育成と職場力向上を目指した事例です。

3goldmeda 最優秀事例賞(大野耐一・杉山友男賞) 受賞
年上メンバーからの信頼を勝ち取れ!
~職場を変えた新米リーダー奮闘記~
富士ゼロックスマニュファクチュアリング株式会社
鈴鹿事業所 第四製造部 リーダー 原 博幸

学生時代ロックバンドで先輩から「入場料を頂いている時点でプロだ!」と教わった。それを胸に抱き監督者としてメンバーへのプロ意識強化を図った。開発や営業と関わり広い視野を持ち少量生産ならではの品質・教育ルールを設定し品質不具合ゼロ!達成。経営者意識でQCD管理の徹底改善を行いメンバーと共に成長した事例を紹介します。


10:55
4
やり切る覚悟と強い意志!
守れる標準への拘りで品質向上
~隠れた問題の見える化と対話を通じたものづくりと人づくり~
株式会社豊田自動織機
自動車事業部 製造部 組立課 工長 井上 勝之

私たちはお客様に良い製品をお届けするため日々改善しています。しかし、工程内では不良を無くせずにいました。それは、標準の中の隠れた問題が原因であり、試行錯誤の末、ビデオにより顕在化する方法を見つけました。今回ご紹介するのは、職制と技能員が対話し改善案を見つけ守れる標準を作りこみ品質向上と人材育成に繋げた事例です。

12:45
5
女性が輝くグローリー!!
言葉の壁を乗り越えろ!!
新任リーダーとALLベトナム実習生の奮闘記
グローリープロダクツ株式会社
製品統括部 製品三部 海外・OEMグループ ラインリーダー 加芝 智子

アベノミクス経済政策同時に上位方針で女性リーダーの育成とベトナム実習生のスキルUPがテーマになりました。工場内初の女性リーダーとして実習生の指導が決まり、リーダー経験もなく、様々な壁がある実習生と生産性/品質目標を達成しなれければならない厳しい状況での、実習生と共に歩み成長した奮闘記を紹介します。

6
還元工程生産性向上
長年の課題へのチャレンジ
― やる気のきっかけは役員の一言 ―
日本ガイシ株式会社
エレクトロニクス事業本部 金属事業部 製造部 素材グループ 素材係 作業長 榊原 幸城

今まで還元工程の生産性は低く、長年の課題だった。しかし、この難題を解決できたきっかけは、現場を視察された役員の一言だった。若いメンバーと取り組んだ改善活動を通じて、本質を追求する大切さと、人の心を動かす大切さを学んだ。自分自身とメンバー全員が成長し、ロスゼロを達成できた喜びを実感した事例を紹介します。

7
安全で作業者に優しい工程を目指して
~ハイスキル騒音工程の排除~
ヤマハ発動機株式会社
タンク外装製造部 生産2課 第2工区 職長 瀧 泰行

私達の全数良品活動や理論値生産活動は、盤石な「安全」の土台からなる物で、そこが崩れては良いモノ創りが出来ません。今回は、ハイスキルを要する騒音工程を「誰がやっても安全で簡単な工程に!」をスローガンに、他部署を巻き込みトライ&エラーの末完成させた騒音対策を通じてメンバー全員が成長していった事例を紹介します。


14:05
8
既成概念を打ち破れ!!
ダライチッパー極限能率の追求
大同特殊鋼株式会社
知多工場 原材料室 原材料係 工長 青山克文

現場では新設備の早期戦力化を求めるも故・支障が頻発。その状況下で上司は、私をTPM担当者に任命。私はグループ全員で改善活動を進めながらメンバー個々にTPMスキルを指導した。結果、改善が失敗を繰り返すも全員役割で努力し目標を達成。改善から喜びを感じ、個々のスキルも向上、そして私自身もステップアップできた活動を紹介します。

15:30

鎌田 敏

特別講演
リーダーが職場を元気にする!…
その秘訣とは
こころ元気研究所 所長
エンパワーコミュニケーション 代表取締役 鎌田 敏

サブコンテンツ
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